そんなに専門的な知識はないのだけれど、それでも昨今のレコーディング技術の進化は目まぐるしい…
携帯電話の急速な進化とええ勝負に思います。笑
以前書いた事もありますが
初めてのレコーディングは友人が持っていたミキサーで…たぶんフォーマットはカセットテープだった様な…
そして2度目のレコーディングは職場のウーピーズで、いわゆるライン録りの延長みたいなやり方で録った気がする。。。
もちろん内容は良くなかったので1000本配り終えたくらいで抹消しました。笑
ある日、CABLE 宇宙くん(現endzweck)から連絡がありまして
「オムニバスCDに参加する事になって、いいバンド教えて欲しいって言われたからどう?」って内容。
聞けば関西のバンドは俺らだけ、断る理由もなく 全く知らないレーベル HARD CREAM RECORDSのオムニバス「HARD BOILD LUNCH」に参加。
すぐ録りに行きました。
CRANK の神戸に薦められたスタジオA にて
余談ですがそもそもレコーディングを気軽にしちゃいけないと思ってた…
と、言うと綺麗に聞こえますが自信が無かっただけだと思う。
レコーディングスタジオを借りて、エンジニアを立ててまでの技術やセンスに自信が無かった。
「出直して来い」とか言われそうで…
それくらいレコーディングは慎重でしたね…。
なんとか怒られずに二曲録り終えました。
全10バンド20曲、
マスタリングはJVC…いわゆるビクターのマスタリングセンターにて、現在パラサイトマスタリングに居られる 滝口博達さん
マスタリングセンターを体験するのも目的でしたけどね、この時に初めてレーベルオーナーに会ったわけです。
S☆CREATERS 安斎くん、BERMUDA 松村くん…
そう、現在 LAST ALLIANCE のボーカル二人である。
…ということで、自主レーベルの発想も存在も乏しい時代にひっそりと発売されたオムニバスはひっそりと完売するのでした…。
そういえばレコ発の 下北沢251 でのライブは当時のBS放送で特集組まれてたような……
… 大音楽 …やっけ?
いや、まぁ素直に嬉しかったですよ、うん。
親も少しは納得もしてくれた…って何年前よ…。。。
そんなこんなで知り合いも増えて京都に来てくれたりしたなー。
はじめて我が家(実家)に泊まりに来たのもエスクリじゃなかったかな…?
全然知らない間柄で。笑
あとこの頃、DOVE(山ちゃん、さとし君 が toe で、大陸くんがenvy)も泊まりに来たなー
翌日が堅田ハックルベリーでジャンケンで負けた大陸くんがバンジージャンプしてた。
懐かしや懐かしや。
と、いうかレコーディング… 今はパソコン画面で超わかりやすいですよね?
昔(と言っても10数年)はアナログレコーディングでした。
DAT という8mmみたいなテープがありまして、これ一本で3chくらい…(マイクひとつで1ch)なので、テープ一本で バスドラ、ハイハット、スネア しか録れません。
だから同時に5本以上のテープを回すわけです、まさに同時に。
チャンネル数も限られてますしね…(今では半無限、マイク何本か立てていいヤツとかもなかなか出来なかった)
楽器全般はコレって音を決めてしまわないとまずスタートしない
パンチイン もいわゆるブレイクがなければほぼ無理
特にドラムはミスを許されない…ミスったら基本アタマからやり直し
自ずと技術は上がっていきますわな…笑
ちなみに先述した、気軽にレコーディングに踏み切れない理由はほぼコレ。
時間も金もないから、スタジオに行ってからあーだこーだ言ってられないのです。
で、一曲出来ましたー!つって渡されるのはDAT5.6本
いわゆるマスターってやつです。
まぁ今もデータ量次第でCDR数枚にもなりますけど…
なんというか とっても便利な世の中になりました。
デジタルがダメとかそんなんやないです。
そんな頃もあったのだ…という話。
ちなみに自身が録るレコーディングは苦手ですが、レコーディングに立ち合ったりするのは好きです。かなり。
様々なバンドのレコーディングに立ち合わせてもらって毎度毎度勉強させてもらってます。
F.I.B / L.A.SQUASH / CHOCOLATE SOLDIER / suck piggy /
SCOTLAND GIRL / at Anytime / Sounds Like Shit …
どっぷり関わらせてもらったでけでもこんなに…
自分が居て役に立ってたらいいな、と思います。
レコーディング秘話…ってのもとくにないから…たぶん書く事はないかな?笑
レコーディングで大切なのは…空気!
今回は番外編のような内容で…
お粗末。