山田昌記:8

大袈裟かもしれないけれど

「ライブに行く事」が楽しみを越えて

「生き甲斐」くらいのところまで行っていた気がする。

◯◯が出るから行く!何回も…

その日にしかその日のライブはないしMCもトラブルも空気感も同じ日はない。

とか、そこまでは考えてはなかったやろうけど、知らず知らずそれが楽しかったんだろう。

 

あと、一番大きいのは出会い。バンドとのね!

4バンド中、1バンドしか知らない…

それって3バンドも新しいバンドを知れる!的な思考でした。

来てなかった友達は知れない、ラッキー!みたいなwww

会場でライブ観て惚れたバンドも多数です。

 

余談ですがこの仕事してると最近のお客さんで多いのが

「◯◯何時からですか?」

とか、目当てのバンド観て帰ったりとか…なんかさみしいんですよね…

もちろん色々な事情もあるでしょうし仕方ない時もあるとは思うんですけどね。

ブッキングっちゅーもんやツアーサポートってやっぱり主催者やバンドがバンドを紹介したりな事柄なんすよね

(仲良いだけとかもあるけどw)

で順番やらも結構頭使うんす、なによりその全てのアーティストでその一日が作られてるので

やっぱり最初から最後までその会場の空気やらなんやら感じて欲しいわけです。。。

 

あ…時間軸戻します、順番とかも含めて

「次誰なんやろー?」

とかがすっごい楽しみでした、出順予想したりね

なんなら俺ならこう、とか調子に乗ってね…。。。

バンドのツアー以外の「企画」ってのにも この頃に出会った気がするな…

Hi-STANDARD pre.「REVENGE OF PIZZAMAN」

GARLIC BOYS (ラリーさん)pre.「ROTTEN ORENGE TOUR」

BAYSIDE Jenny pre.「RYTHM RHYME & CORE」とかね、

「SKATERS NIGHT」「MOSH BOYZ」とか。

ベイサイドでのイベントとか面白かったなー

バンドもオールジャンルでスカパンクの後にハードコア、ほんでメロコア、ミクスチャー

朝までDJの音も鳴り響いて横ではスケーターがランプで技を見せつける、朝まで人パンパンやった。

 

ハイスタのリベンジオブピザマンも素晴らしかった…

なかなか観る事の出来ない海外のアーティストを日本に呼んでみんなが観れる価格でツアー

ハイスタとWIZO / DANCEHALL CRASHERS

ハイスタと Strung Out / Lagwagon とかやった気がする

ほんで2800円。えぐい!

んー、やっぱりこの頃からハイスタのやる事って斬新でそれでいて意味のあるシーンを牽引する役割を果たしてはったなぁ…って感じる。

 

そしてこれくらいからライブに行く度に見かける顔やバンドスタッフ、ライブハウスの人の顔を覚えはじめ向こうも僕を認識してくれはじめ(ていたはず)。

音楽とともに年齢や、土地関係なく知り合いが少しずつ増えていった。

 

携帯電話なんてほとんど普及していない頃の話だ。